なんか変なアプリかなんかが裏で動いているのではないかと心配です

さて。
昨日に引き続きまして、裏話的なことを(笑)
◆稽古中。
言い間違いや噛んだりして新たな言葉が生まれます(((*≧艸≦)ププッ
いや、もうこれは言い間違いの域を超えて「神がかり的な」言葉が生まれたりします。
こういうところからTTDアワード(劇団内流行語大賞)が生まれるのだけど

今回もそんな候補作が飛び出しました。
◆前にもちょこっと書いたけど、今回の「神がかり的言い間違い」は先生こと鈴木氏だったと思うのね

まず、立ち稽古に入って早々でのこと。
『Howling〜遠吠え〜』で、「ブルドックのエリザベスちゃん」を演じていた鈴木氏。
ブルドック・・・屈強な犬(イメージ)で
「とっとと帰りな

と、ビシッとバシッと言うべきところが
「とっとと帰っちゃうんだな


「帰っちゃうんだな」ってマンガか何かで出てきそうです。(反対の賛成なのだ、的な

私、これ聞いたとき崩れ落ちそうになったもん

あ、ちなみに『Howling〜遠吠え〜』ではエリザベスちゃんの飼い主の声をやってました、私。
お気づきになられましたでしょうか?
◆そして、稽古終盤戦になって出てきたのは、同じく鈴木氏。
『兄貴の宝物庫』で怖い親分を演っていた鈴木氏。
正しくは
「橋本組(はしもとぐみ)の奴らと〜」
と言うところを
「はしもちょ組の奴らと〜」
・・・全然怖くない

稽古中、客席側で聞いている私たちの方がザワッとしたもんね(笑)
「はしもちょ組」って・・・

他の二人もよく続けたなぁと・・・。
終わった後でしげさん(カミムラ氏)は「さすがに突っ込もうと思ったけどさ〜〜〜」と言っていたけど(笑)
しかし。この「はしもとぐみ」って意外に言いにくいらしく、他の方が代役をやった時にも噛む確率の高いセリフでした。なんでだろ??
とあるお方は、気負いすぎたのか
「んごっしもとぐみ」
って、なんだかわからない発音になっておりました

んで、本家本元・先生こと鈴木氏は「はしもちょぐみ」に続き、
「はっしもっとぐみ」
という、甘噛み的な言葉も生み出してくれました。ギリギリ聞こえなくはないけど、これも私たちがザワッとしました(笑)
◆そして、これは個人的に私がツボに入ってしまったこと。
稽古でもあまり台詞を噛んだり、言い直しをしない大御所・ミスターTTD(笑)こと森野氏もやってくれました。
『Howling〜遠吠え〜』でのこと。
「野良犬生活」と「野良犬暮らし」がごっちゃになりやすかったようで、ある時、言いながら迷ったんでしょうね。
「野良犬・・・野良犬・・・の、ら、いぬ〜〜〜〜〜

で、その後の言葉が続かなかった事件もありました。しかも最後はフェイドアウトに近い・・・。
一緒に舞台上にいたうっちー(内野氏)もさすがに「どうした?」と思って、普段は森野氏を見ないシーンなのに、ちらりと見てしまったそうです。
んで、私がこの話を聞いた時のこと。
う「ちらっと見ちゃいました」
私「まぁ見るけどね、そりゃ見るよ」
ハッ

ワタクシの『えんもたけなわ』の冒頭のセリフ、そのままでした(笑)
こういう気持ちなんだな〜とお勉強させていただきました。さすがですミスター

◆そして、公演中のこと。
本番前にアップそして、各々が声出しをしていた時のこと。
私はたまたま、楽屋でメイクなどをしていて、舞台では『兄貴の宝物庫』に出演していたしげさんとしんちゃんこと大参(おうみ)くんが発声などをしているのが、聞こえてきた。
この劇中、なぜか二人とも歌舞伎調になる部分があって。それを練習していたのでしょうか。
「アニキ

「オヤジ

「アニキ

「オヤジ

・・・と延々繰り返されていた。しかも歌舞伎調というより、むしろ大向うさんの声掛け(〇〇屋!!という掛け声)のようだった(笑)
なぜ、よりによってその部分を1000本ノック???(笑)
これ、楽屋で聞いてて、私は椅子から転げ落ちました。
このお芝居、かなりの消耗度らしく今回最年少だったしんちゃんでさえもキツイ・・・と言ってました(笑)
いや、歌舞伎調などプラスアルファが、オプションがついていったからだと思うよ。
でも、それが楽しいのだけど

お疲れ様でした〜〜〜

◆そんなわけで、今回の面白エピソードでした。
おしまい
